1. イッテコイ開き始末の断面図を描く
ここでは、少し本格的な縫い代処理の描き方を、部分縫いの断面図としてご紹介します。少し手間に思えるかも知れませんが、一つ作っておくと、他の仕様を描く場合に利用できるので、かえって便利になります。
また、別布を使用した場合や、特に注意を必要とする場合にもパターンスウォッチを適応させる事もできるので、気合を入れて作ってみましょう。
それでは、初期の設定からご紹介していきます。
2007/09/10記載開始
2.特別な環境設定をします
ここでは普通とは違う特別な設定をします。
一般的によく知られている設定なのかも知れませんが、イラストを描くような場合とは別なので、私は、この場合にのみこの設定をしています。
アパレルCAD並みの正確さを出す事が出来ますし、確実な線を得る事が出来ます。
環境設定は、グリッドを表示して、ミリ単位で制御します。また、グリッドにスナップするようにして、コンピューターに制御して貰い、楽することにします。この設定が、もっとも正確で、楽に、また、早く描く事が出来ます、私の経験した限りですが。
「編集」⇒「環境設定」⇒「ガイド・グリッド」を選択します。
グリッド⇒10mm
分割数⇒10
で、1mmの方眼が作られます。
右図を参考にして下さい。
3.グリッドにスナップするように設定する
方眼を利用して、縫い代巾や厚みを考慮します。
実物大で描く事で、余計な計算をすることなく縫い代の厚みや、その為に出来るカーブを簡単に割り出せて、断面を図を描くことに集中する事が出来ます。
次に、グリッドにスナップするように設定します。こうする事により、正確に早く縫い代の状況を断面にして描く事が出来ます。
4.縫い代の断面を描き始めます
始めに断面の一面を描きます。
ここは、パイピングの上になる方の、縫込み分5mm巾縫い代です。
ここで注意するのは、カーブ部分です。通常はカーブを書く場合はハンドルを両端のアンカーから出しますが、ここでは重要なルールとして頂点になるほうのアンカーのみハンドルを出し、厚み分だけ伸ばします。こうすることで、正確な1/4円が出来ます。また、重ねる際の目安にもなり、変更時に簡単に出来ます。
布の厚み分は1mmとして、便宜上カーブの半分も1mmとします。
5.パイピングの上側を描く
パイピングの上になる方のを描きます。
これは、コピー&ペーストで作ります。その後リフレクトで水平方向に反転させます。
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リフレクト
- オブジェクト ⇒ 変形 ⇒ リフレクト ⇒ 水平方向(ラジオボタン) ⇒ OK
- (プレビューにチェックを入れておくと便利です)
6.パイピング右側のカーブを描く
リフレクトした上側の辺を右のアンカーポイントを予定の位置まで伸ばします。
2枚分の記事の厚みと、パイピングで挟み込生地の厚み分の3mmを控えて、7mmの位置まで伸ばします。
次に、伸ばしたアンカーポイントをクリックして、右に3mm、下に3mmのところをクリックして、ハンドルを出し、布の厚み分3mmのところまで、引き出します。
7.パイピングのした側を描きます
描くというよりは、作りますって感じです。
上側の一連を、コピー&ペーストで貼り付けて、No.5と同じく、リフレクトで水平方向に反転させます。
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リフレクト
- オブジェクト ⇒ 変形 ⇒ リフレクト ⇒ 水平方向(ラジオボタン) ⇒ OK
- (プレビューにチェックを入れておくと便利です)
8.上辺のパイピングを描きます
断面の形が出来たので、今度は、パイピングの一番上の部分を完成させます。
- 「選択ツール」で一番上の辺の断面の線以外を、一度、適当な位置まで下げます。
- ペンツールに持ち替えます。
- 一番上の辺の断面の線の左端をクリックします。
- ここでは、5cm上に垂直にあげたところのグリッドの位置のスナップされるところで、クリックします。
- 次に、パイピングの巾分、10mm右に水平位置を同じく、グリッド位置でクリックします。
- 断面線の右端のアンカーポイントをクリック
これで、パイピングの上側は閉じられたオブジェクトになりました。
9.その他のパイピング部分を描きます
その他の断面線をオブジェクト化する準備をします。
- 同位置で、水平方向にそれぞれを配置します。
これは、便宜上、配置したので、後で全て重ねあわせますので、あまり離れたところに置かない様にしましょう。
10.全てのパイピングの辺を描きます
それぞれの断面の線をNo.8の要領で、ペンツールを使ってグリッドにスナップしながら、それぞれの辺にしていきます。出来上がっると、右図のようになります。パイピングの各辺が水平にばらばらにされた感じです。



