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イラストレーターで織物組織図を描く (構成線編)

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オリジナル・イラスト 千鳥格子組織図

イラストレーターで織物組織図を描いてみる

 織物の組織図を描いてみましょう。

 実際のデザイン業務では、殆ど必要のない事ですが、「掲示板」でも一度問い合わせがあったので敢えて学校の頃を思い出してやってみます。その上、こんなに簡単に出来るのであれば、別の角度からのアイデアとして何かに使える事があるかも知れません。生地の専門家ではないので、面白い事が出来るようになるかも知れません。

 右のような千鳥格子も、単に色を変えるだけでも表情が変わりますが、織糸を計画的に配列することで、ディストリックチェックの古典的な「ガンクラブ・チェック」にも当然簡単に描く事が出来ます。ここではもう少し簡単で、基本的な組織図の「千鳥格子(ハウンド・トゥース)」を作成しますが、それでも、配色の感覚はつかめるので、必ず参考になるでしょう。そのまま、プリントしても面白いプリントが出来るかも知れません。

オリジナル・イラスト 千鳥格子組織図 100pix

 完全組織図はパターン・スウォッチの基本にもなります。この後、スウォッチも作ってみましょう。また、バリエーションのところで、全ての糸(構成線)をグラデーションにしてやってみようかと考えています。

始めに糸の配列(構成線)を描いてみましょう

 千鳥格子もグレンチェックも全ての織柄で表現されたチェックは糸の経緯の配色と、組み方で出来ています。

2007/11/10記載始め 2008/02/20追記
1.イラストレーターの「環境設定」をします

1.イラストレーターの「環境設定」をします

 この場合のように、縦横のみで構成される作図や、「部分縫いの断面図を描く」ように、決まった数値が予め設定されているか、設定するような作図では、「グリッド」を表示して、尚且つ、その「グリッド」に「スナップ」するように設定しておくのが最もスムーズに描く方法だと思います。イラストレーターは自由な絵を描いたり、曲線を描くのに適したCADソフトですが、 2.グリッドを表示する それでも充分ドラフティングの作図は出来ます。

    設定
    • 編集
    • 環境設定
    • ガイド・グリッド
    • グリッド:10mm
    • 分割数:10

これで、1mm方眼の「グリッド」が表示される設定が出来ました。

2008/03/10記載

2.グリッドを表示する

 次に「グリッド」を表示します。(右図参照)

    設定
    • 表示
    • グリッドを表示
    • ショートカット・キー:Ctrl+~
3.織物構成の基本線を描きます

 ショートカット・キーは、両手を使って作図が出来るので時間の短縮を図れます。出来るだけ使うようにします。

2008/03/10記載

3.織物構成の基本線を描きます

 「長方形ツール」を使って、経緯織物構成線のベースになる枠を書きます。
 言うまでもなく、布は経(たて)緯(よこ)の糸が交互に交差して出来上がっています。その糸交差した状態の構成図を作画します。

  • ツール
  • 長方形ツール
2008/03/10記載

4.構成線は5mm×300mmの長方形

 「長方形ツール」をクリックすると、「長方形」を設定するアラートが表示されます。

4.構成線は5mm×300mmの長方形
    • 幅:300mm
    • 高さ:5mm
    を入力します。
2008/03/10記載

5.構成線の緯織糸

5.構成線の緯織糸

 出来上がった長方形は、織糸1本に相当します。

 実際の布に出来るだけ近づけたいのですが、糸と糸の隙は本当は無いのですが、ここでは便宜上又は織の状態をはっきり見えるようにするために、1mmの隙間を空けます。

 出来上がった長方形を織糸として、経緯共に30本作ります。方法はいくつかありますが、ここでは、コピー&ペースで作る方法を説明します。主にショートカットの使い方です。

    • 左上のアンカーポイントをクリックします
    • ドラッグして1mm下がったグリッドにスナップします
    • そのままの状態で、ショートカット・キー:Ctrl+Altを押します
    • ドロップします
       以上で、同じ長方形が希望の位置にコピーされました。
    • それを、4回繰り返し5本作ったところで、
    • 今度は、その5本を選択して、
    • コピー&ペースします。
    • 次に、そこで出来た10本を、選択し、
    • 2回コピー&ペーストし、
      30本の長方形が出来あがります。

非常に簡単で、早く出来上がりますが、他にも方法があります。

    1. ブレンド・ツールを使う方法
    2. アクションを使う方法
      等など

イラストレーターにはそのような機能が沢山あるので、時間があれば、いろいろ試してお気に入りの方法を見つけてください。

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2008/03/10記載

6.構成線の経織糸

6.構成線の経織糸

 経方向の織糸を作画しますが、レイヤーを追加して別のレイヤーにしておきます。

  • (5)で出来上がった緯織糸を全て選択します
  • ショートカット・キー:Ctrl+Cでコピーします
  • 新しいレイヤーをつくる
  • ショートカット・キー:Ctrl+Fでペーストします
  • そのまま選択した状態で、ショートカット・キー:Rを叩きます
  • 回転のアラートが表示されるので、90°と入力します

 回転して経織糸が出来上がりました。

2008/03/10記載

7.経緯織糸を中央に配置します

7.経緯織糸を中央に配置します

 整列ツールを使って経緯の織糸の構成線を中央に配置します。通常「整列」「変形」「パスファインダー」は初めから表示されていますが、もし、表示されていない場合は、

  • ウィンドウ
  • 整列

で、表示されます。

2008/03/10記載
8.水平方向中央に分布

8.水平方向中央に分布

 その前に、経緯織糸をグループ化しておきます。

  • 緯糸全てを選択
  • オブジェクト
  • グループ
  • ショートカット。キー:Ctrl+G

 経織糸も同様にします。

9.垂直方向に分布

 次に、両方を選択した後(7)の方法で、水平方向を中央に配置します。

2008/03/10記載

9.垂直方向に分布

 そのまま選択し状態で、配列の「垂直方向に分布」をクリックして、垂直方向も中央に配置します。

2008/03/10記載

10.構成線を経緯方向に中央に配置した状態

10.構成線を経緯方向に中央に配置した状態

 織糸の経緯をそれぞれ中央に配置した状態になりました。

 

 

2008/03/10記載

11.画面の中央に配置

11.画面の中央に配置

 全て選択した状態で、いずれかのアンカーポイントをクリックし、画面の中央に配置します。ドラッグして、グリッドにスナップした位置でドロップします。

 

 

 

2008/03/10記載
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