次に、前の後身頃を見てみます。
前身頃は前後身頃と前舞身頃で構成しています。レイヤーは残り、19枚です。その内
- 前後身頃 4枚
の説明を始めます。
これは、特に衿ぐりの、どうしても後身頃の内側(裏側)部分が見えてしまうわずかの部分ですが、全体の出来上がりをリアルにする為と、 ついでなので、その部分も説明的に詳しく描いて置く為のに作ります。 と言っても、殆どがコピー&ペーストで作られていますので、レイヤーを追加する程度の作業で済みますから、時間は殆ど掛かりません。 これが、コンピュターのいいところです。思いっきり活用します。
9.前後身頃
これは簡単です。
- 後身頃をコピー
- 裾の両端をカット
- 裾線のみX軸で反転
- 裾の両端を結合させる

以上で完成です。
とにかくコピー&ペーストを出来るだけ繰り返し使う事が効率を上げる事になります。 私は、ペンツールをあまり使いません。このコピー&ペーストを多様します。
実物の織ネームはコメントが細かく書かれていますが割愛しています。本当は書きたかったのですが、 あまりにもリアルだと問題が発生してしまうかも知れませんし(それはないか)、訴えられたりするのも困りますから(笑)。
この部分はほんの少ししか見えませんが、それが絵の質を上げると考えています。ステッチも入っています。
このパーツはぜんぜん見えませんが、気持ちが大切です。それに、コピー&ペーストで出来てしまうので、時間も殆ど掛かりません。 後身頃の裾と同じく、
反転させたい線をカットして、
- 反転させて、
- くっつけて、
- 接合させて、
- スウォッチを適応させて
終了です。
後衿リブをコピー&ペーストして使っています。新たに加えたのは”ステッチ”です。これも、 衿の下の線をコピー&ペーストで”点線”を適応させて作りました。(線のみをコピーする方法)
衿は、後身頃の上のレイヤーにしています。後衿リブも書きましたが、 衿は衿ぐりよりも大きく作ります。衿でデザインを決めたいからです。
前前身頃
残り前の前身頃です。
前前身頃 15枚
このMA−1のハンガー・イラスト(絵型)の中で最大のレイヤー数です。それもあたりまえです。もっともデザインのパーツ数が多のですから。 各パーツは他のデザインにも利用できるように、頭の片隅で留意して、構成してください。とはいっても普通に作っても利用できるのですが。 ご覧の様に、衿ぐりの中が透けていて何もありません。その部分は、前後身頃のレイヤーになるからです。
前身頃の裾線と、後裾リブの脇の線を利用して作ります。
面子の部分も縦の線以外は全てコピー&ペーストします。 面子は左右を作らず一枚のも物として描きますが、上のレイヤーの前中心ファスナーで左右に分けます。 前裾リブはリブ部分と面子の2つのオブジェクトで構成されていますが、今回は、レイヤーを分けませんでしたが、 リブが前端まで来るデザインのものが出てきた場合は面子を取り外して新たなレイヤーを作ります。面子部分はリブ部分の前面に配置します。
通常、後で作ったオブジェクトはぞの前に作ったオブジェクトの前面に来ますので、面子を後で作った場合は、上記の操作は不要になります。 リブの線は後袖リブと同じ要領でスウォッチを当てはめます。

まず、左の衿リブを描きます。
”前後衿”のサイドネック部分の線を利用します。線をダイレクト選択ツールでクリックして、 前前衿リブのレイヤーに”前面へペースト”します。すると、選択した線の真上の位置に重なってペーストされます。
- 編集
- 前面へペースト
- ショートカット Ctrl + F
ペーストされたサイドネックの線を利用して、アンカーポイントから衿ぐりを描きます。”後衿リブ”でも描きましが、 身頃の衿ぐりよりも大きく描く事がポイントです。前中心は、ファスナー のリボン巾を考慮して隙間を空けます。正確なポイントはファスナーを描いた後に決めます。 「Alt」キーを押しながらハンドルを移動させて「アンカーポイント」をコーナーにします。 リブの上衿端のカーブを考えながらハンドルを移動させた後、 サイドネックの線の上端をCtrlキーを押しながらクリックしてハンドルを出してカーブを描きます。それで、閉じたオブジェクトが出来ます。
相当遅くなりましが、ショートカットキーについては、色々なところで書かれているのでここでは省かせて頂きますが、 どこかでまとめて掲載する事にします。ショートカットキーは間違いなく覚えないと時間の短縮は出来ませんし、 上記のようなポイントをコーナーに変える場合も他に方法が無いように思えます。
このレイヤーは前身頃の中では一番最初に描きます。とはいっても、この身頃も殆どが後身頃のコピーです。 違う部分は、
また、裾線は前裾リブの上端の線と同じです。
新たに線を引く場合は、中心から描き出すようにします。そして、脇にに向かって、この線の場合は、 中心にアンカーポイントを作り、ハンドルを出して、脇のアンカーポイントでクリックします。 その際、「Alt」 Keyを押しながら、ハンドルを出し、カーブを作ります。カーブは後で、気に入るまで、 ハンドルを操作して作り出します。「Alt」 Keyは「コーナー」を作る為に押します。「Alt」 Keyを押さないと、 クリックしたアンカーが「スムース」になってしまうため、脇線が一緒に変形してしまいます。 せっかく描いた線が変形してしまうと本当にがっかりしてしまいます。気を付けて下さい。

後ステッチと同じ要領です。
ここで、少し別の事にふれておきます。
ステッチはどう考えても、基準になる線に対して、平行に引く事になると思います。例えば、アームホールに7mm巾のステッチを入れるとすると、 平行に7mmの線を入れて、それを「点線」に変換すればいいはずです。ことろが、、、
「イラストレーター」で平行線を引こうと思うと、なかなか大変です。これは、私が使いこなせていないからからなのかも知れませんが、 幾つかの作業を行わなければなりません。今も時間があるときに考えたり、試したりしているような状態です。 いい方法をご存知の方は教えて下さい。
*今の私の方法・・・・・1
- 基準になる線を「ダイレクト選択ツール」でコピー
- 前面にペースト
- 「→」で希望の分移動
- 「点線」に変換して
- 長い分は「カット」
- 短い分は、、、これが大変。アンカーポイントを希望の「パス」まで移動
- 歪んだカーブを修正
直線には最適ですが、曲線にはちょっと。
*今の私の方法・・・・・2
- 基準になる線を「ダイレクト選択ツール」でコピー
- 前面にペースト (ここまでは同じ)
- 線を希望のステッチ巾に線幅を太くする
- 線をアウトライン化する
- 中の「塗り」を透明にする
- 必要な線だけ残して「カット」する
- 足りない部分は、「拡大・縮小ツーツ」で伸ばして、
- カット
1でも曲線の平行線を描きますが、こちらは、もう少し正確に曲線の平行線が引けます。
以上、2つの方法を取っています。
しかし、パターンメイキング用のCADを使うと、これが滅茶苦茶簡単。 使わせてもらった事のある人なら分ると思いますが、「イラストレーター」でやる作業時間の1/10程度で出来ます。一瞬です。 ソフトには色々な長所と短所があることは分かっては居るものの、ここまで近いソフトが何故もこう違うのか、 プログラミングの分らない私には理解できません。そういう方は多いのではないでしょうか。
そこで、最近考えている事があるります。それは、よくあるCAD用の「プラグイン」を入れて見る事です。 CAD用のプラグイン」がどこまで出来るのかはまだ調べていませんが、以前に3Dのプラグイン」の試用版を試してみた事があるのですが、 驚きの出来栄えで、「Light Weabver」なんかと大して変わらないのではないだろうかと思いました。 その程度の「プラグイン」の効果があるとしたら、導入せずにはいられないでしょう。実は、目ぼしはつけているので、ハードが新しくなったら、 ちょっと試してみます。確か、¥20,000程度だったと思います。
皆さんは、どうしていらっしゃるのでしょうか?
塗りの四角と線から出来ています。
線は、ファスナー・ブラシを適応させています。ブラシツールについては、別のページで説明します。 ブラシツールはいろいろに変化させる事が出来るので、一つのパターンを登録しておくと便利です。
ファスナーのリボン部分は、四角で、便宜上斜線のスウォッチを適応させています。身頃の上のレイヤーにしていますので、務歯見せになっています。その上が、線でブラシを適応させています。
イラストレーターのブラシを作る
これは、後袖リブをコピー&ペーストをします。それと、前面になるリブを重ねて作ります。口の開いた中に見えるのが、後袖リブをそのまま使用した物になる訳です。前面のリブは、4隅のアンカーをカットして上下の線を
- 水平方向に反転
- 垂直方向に反転
- それぞれ、アンカーで結合
以上で前面リブが出来上がりです。背面ののリブと前面のリブを各アンカーで重ね合わせて、念の為グループにします。
この袖は、後袖をコピーして作ります。これは、袖口のカーブが反転して出来ていますが、反転させる必要はありません。 袖口リブがカーブを隠してくれるからです。 外袖と内袖の接ぎを描き、ステッチも入れます。袖口ステッチも入れます。袖口ステッチは、 袖口リブの方のレイアーに入れるのも整理がし易いかも知れません。
これにも、ファスナーのブラシが使っています。
袖に叩き付けられたパッチポケットですが、マチが入っているので、袖線よりの膨らませてカーブを描きます。 3段重ねのパッチポケットのそれぞれは、単に線で処理しても、影響は無いでしょう。
腰ポットは左右対称なので、どちらか片方を描いてコピー&ペーストして作ります。この釦は、ドット釦なので、丸を描いているだけですが、4穴や、2穴の釦は別に作って
以上でイラストレーターのレイヤーの使い方と考え方についてご理解頂けたでしょうか。基本的な事なので、是非にご理解下さい。
さて、次に大切なのは、”ペンツール”です。これが、上手く使えるようになると、 やっと入り口のドアを開けて、中に足を一歩踏み入れる事が出来たと言えるのではないでしょうか。 そこから先は、本当に楽しく、いろいろなツールを使って遊ぶことも、絵を描くことも出来るでしょう。 その、ページがやっと出来ました。”イラルトレーターでリボンを描く”のページです。こちらも、参考にして下さい。 他に、参考になるような事があったらまた、ページを作ります。
2007/03/20 記載
このページを、最期まで読んで頂き有難う御座いました。
このページでは、 "イラストレーター
" で私が一番大きく躓き、理解出来なかった、手描きとの違い(仕組み)を説明させて頂きましたが、知らなければ成らない事は沢山あります。 私もそうでしたが、常に本を片手に慣れるしか有りません。違いが認識出来てからは、私の場合は早かったので、先にこのページを作りました。
ちなみに、私が何冊何冊も買った本の中で、分り易かった本をご紹介しておきます。今は、”CS2”になっていると思いますが、参考にして下さい。
Adobe Illustrator CS2パーフェクトマスタ―
(著)玉生 洋一
(出版社)秀和システム
他にも、色々な本が出ていますので、”カスタマー・レビュー”等を参考に、ご購入ください。
その他の”Illustrator”参考本
インターネットは相互通信のはずなのになかなかご意見、ご感想を頂く事が有りません。 私も、参加するのはおっくうな方で、他のサイト様を訪問しても、ロムさせて頂いてばかりいるのですが、これが、また、 逆の立場になるとなかなか張り合いが無かったりするものだという事が身にしみて分りました。
お蔭様で、こんなサイトなのに、非常に沢山のご訪問を頂いております。ファッション用語については、 ご質問をメールで頂く事が多くなり、出来るが限り丁寧にお答えさせて頂いております。予てよりの計画のインターネット上で、 aiデータのデータの販売をする事が出来そうな気がしてきております。
しかし、それは、勝手な思い込みで、紛れも無くそんな事は何処も行っておりませし、途方も無い計画なのかも知れません。 っていう事は売れないという事なのか??? そこで、皆さんのご意見を是非頂きたく、初めての積極的な問い掛けをさせて頂こうと思っております。 もちろん、ただでご意見を頂こうと思っておりません。ご意見を頂いた全ての方に、 もれなく、このMA−1のハンガー・イラスト(絵型)の イラストレーターのデータをレイヤーを保持したままさしあげようと考えております。
当然、ファスナーのブラシもついております。
今月の内には、このページを完成させるつもりでおりますので、出来次第、フォーム・トゥ・ーメールを作成して、 ご感想を頂けるようにさせて頂きます。 また、その際に、いくつかのご質問をさせて頂きますが、差し障りのないところでご解答頂けましたら、嬉しい限りです。
ご期待下さい。m(__)m 2006/07/10 記載
言い訳
質問のページがなかなか上手く作れません。さすが、素人(笑)。その前に、サイト内をSEOに合わせて、リニューアルしています。 そちらを優先させました。出来次第、「掲示板」でご報告します。
2007/03/20 記載