1. 「イラストレーター」でリボンを描く
「Illustrator」で「塗り」が適応できる「リボン」の描き方について紹介します。
イラストレーターの初心者にはフリルやリボン、ドレープのあるスカートやブラウスなど、動きのある柔らかいハンガーイラスト(平絵 カッチン画)を描くのはとても難しいものです。 四角や丸、三角、形のはっきりした物なら何とかなるのですが、オブジェクト化(切り紙細工の絵)して「塗り」や「スウォッチ」「スタイル」等を適応する事が出来るようにするのは至難の業です。 ストラップ・キャミソールは女性らしい、やわらかくて華奢なアイテムです。「イラストレータ」の「ペンツール」を使って描くには骨が折れます。
ここでは、上図のリボンの描き方をご紹介したいと思います。
先に、「イラストレータ」の設定について、少し触れておきます。
- スマートガイドを有効にする
- ポイントにスナップ
- 用紙のサイズ__A4
- 線幅______1pt
- 線の形状____丸
- 「表示」⇒「スマートガイド」⇒「クリック」
- 「表示」⇒「ポイントにスナップ」⇒「クリック」
- 「ファイル」⇒「ドキュメント設定」⇒「アートボード」の「サイズ」⇒「A4」
前にも書きましたが、線の形状は「丸」の方がいろいろと都合がいいので、大抵の場合は「丸」に設定しておきます。 ここでは、分かり易い様に「オブジェクト」毎に違う色で着色していますが、本来の作業では必要以外で着色する必要はありません。
- では、「イラストレーターでリボンを描く」の目次
- 「イラストレーター」でリボンを描く
- リボンの上の曲線を描く
- 曲線をコピーしてリボンの下の線を作る
- リボンの下の線を調節する
- リボン上の線の輪郭線の端をカットする
- リボン下の線の輪郭線の端をカットする
- リボンの向う側と手前側に分ける
- リボンのカーブの端の線を描く
- リボンの向こう側の輪郭線をコピーする
- 線と線を合わせてオブジェクトを作る
- リボンの向う側と手前側のオブジェクト
- 二つのオブジェクトを合わせる
- リボンの結びの締め感を表現する
- リボンの結び目を描く
- コピーして右側のリボンを作る
- リボンの垂れる紐を描く
- 垂れ紐を調節する
- 落ち感のある垂れ紐を描いてみる
- 垂れ紐の上側をコピーして下側の線を作る
- 垂れ紐の端の線を描いてみる
- 右側の垂れ紐を作る
- 垂れ紐を重なりを分ける
- 左右の垂れ紐を調整する
- ストラップを描いてリボンと合わせる
- 結び目のシワを描く
- 塗りを白に設定しなおす
- ハンガーイラスの出来具合を確認する
- ご要望を受け付けます
28項目です。
2. リボンの上の曲線を描く
では、リボンを描き始めますが、その前に、リボン用の「レイヤー」を作ります。 そして、ここでは、説明が複雑になるので、「トルソー」は一度隠しておきます。
まずは、イメージするリボンの曲線を描きます。
リボンの素材や、長さによってカーブが変化することに気をつけてイメージするカーブを、「ペンツール」で描きます。 大切なのはリボンのカーブがイメージ出来ているかと言う事で、加工方法ではないと言う事です。 欲しい線さえ描く事が出来れば、後は、どんな手順や方法を踏んでも「オブジェクト」化は出来るので、このページの方法も参考程度と考えて、自分の方法を見つけて下さい。
- 「始点」をクリックして
- 「ハンドル」で調節しながらカーブ描き
- リボンの一番下になる位置で再度クリックし
- クリックしたままスライドし
- 「ハンドル」を出して
- 調節をしながらカーブを描きます。
- 終点になる「アンカー」は「始点」を外して
- 「クリック」して
- 「ハンドル」を調節しながカーブを描きます。
- 終点の「アンカーポイント」はカーブを調節し終わってから、始点に重ねます。
が、「連結」はしないでおきます。
3. 曲線をコピーしてリボンの下の線を作る
上段で出来た線は、リボンの上の線として今度は下の線を描きます。
- 「選択ツール」で線をクリックして、上側の線を選択した後
- 「スマートガイド」にしたがって、下に「ドラッグ」し、
- 「Ctrl+Alt」キーを押し、リボンの巾の位置で、「ドロップ」します。
4. リボンの下の線を調節する
リボンの下の線は少し短くして遠近感を出したいので、調節します。
- 「ダイレクト選択ツール」に持ち替えて
- 下の線の下端の「アンカポイント」をクリックし
- 「ドラッグ」します。
- いい感じの位置で「ドロップ」して感じをみます。
5. リボン上の線の輪郭線の端をカットする
リボンの向う側と手前側の境界の線、輪郭線を描く準備をします。
リボンの上の線が左右の2本になりました。
6. リボン下の線の輪郭線の端をカットする
リボンの上の線と同じく下の線も2本に分割します。
リボンの下の線も左右の2本になりました。

