バーバリー (ばーばりー)
バーバリ (ばーばり)
Burberry
綿素材の高密度ギャバジン(急斜文織)の特殊な防水加工を施した生地、ギャバジンの一種。1888年にトーマス・バーバリーが開発し、特許を取得した物でバーバリー社の登録商標である。
スーツ、コート、トレンチ、コート、レイン・コート等アウターに用いられる。
バーバリーの防水加工についての詳細は現在不明だが、強撚糸高密度による綿素材の特性を生かした物といいう説と、化学的な処理を施したものという説がある。1888年当時に出来る化学的な処理方法は限られ(オイル・コーティング、ゴム引き等)、素材を生かした防水加工の説の方が強いと現段階では考えられる。1853年に、アクアスキュータムがウールに防水処理を施し(参考 ラグラン・スリーブ)、画期的な素材を開発している事、マッキントッシュが開発したゴム引き法等も同時期であり、詳しく調べたい。
バーバリーという生地
左のチェックはコーポレート・タータン(Corporate Tartan) のバーバリー・チェックで、素材のバーバリーとは無関係です。
この2、30年ほとんど聞かなくなり、名称としてなくなったのかと勝手に思い込んでいました。確かに曖昧な生地名ではあります。トーマス・バーバリーが開発した綿のギャバジン、つまり、バーバリーの登録商標と言う事になりますが、既に特許は切れているので、一時は頻繁に使われていました。しかし、それさえもギャバジンの項目で「服飾辞典」などに掲載されているため、非常に分かり難くなっています。しかし、生地名で検索してみると、やはり「バーバリー」は今でも存在しました。
レインコートのバーバリーが日本でも知名度が上り、「バーバリー=レイン・コート=ブランド」との認識が広まるにつれ、生地名としてのバーバリーが使い難くなった状況だと考えられます。「綿ギャバ」と言ってしまえばそれで済む事なので、敢えてバーバリーと呼ばれなくなったのでしょう。しかし、本来的には、糸で防水加工、生地で防水加工した急斜文織であり、単なる「綿ギャバ」とは違うはずなのですがが、この、防水加工が現段階ではどのような加工なのか不明なので確かな指摘は出来ません。
09/20追記-
ギャバジンとバーバリー社、バーバリーの歴史
- 1856年 トーマス・バーバリー(当時21歳)
- 1880年 トーマス・バーバリー
- 1888年 トーマス・バーバリー
- 1891年 バーバリー社
- 1901年 バーバリー社
- 1911年 アムンゼン
- 1914年 英国陸海軍
- 1915年
- 1917年 バーバリー社
- 1924年 バーバリー社
- 1955年 バーバリー社
- 1989年 英国皇太子によって
- 2000年 バーバリー社
- 2003年 バーバリー社
- 2004年 バーバリー社
- 2007年 バーバリー社
- イギリスのハンプシャー州ベイジングストークにバーバリー社創立
- 英国で耐水性に優れたギャバジンの特許を取得
- 以来1917年まで、ギャバジンの製造を独占した
- ロンドンに本社を置く
- Equestrian Knight(乗馬の騎士)のロゴを使い始める
- 人類で初めて南極点に到達した際、ギャバジンの防寒具を使用
- (株)丸善が初めて日本に輸入した。
- ギャバジンの独占製造権が切れる
- コートの裏地として使用されていたデザインを「バーバリー・チェック」として宣伝し、一大ブームを起こす
- グレート・ユニバーサル・ソトアズに買収
- 認証を授かっており、イギリス王室ご用達でロイヤルの称号を得る
- 銀座に日本で初めてとなる旗艦店をオープン
- ハウスコレクション日本上陸
- 表参道に日本で2番目となる旗艦店をオープン
- 丸の内に日本で3番目となる旗艦店(約300坪)をオープン
Internet Window Shopping 【インターネットで市場調査(市価調)】
♥ 市場調査、情報収集、製品仕様、消費動向をインターネットでもチェック
- 参考書籍
- 参考写真
2006/03/31記載 2008/08/20 09/20追記
羽布 (はふ)
Airplane Cloth
滑空機などの翼用布で、細番手の糸をたて、よこに使用した密な平織物
ハーフボイル (はーふぼいる)
Half Voil
たて糸に比較的強いよりの糸、よこ糸に普通よりの単糸を使用したボイル
バラシャ (ばらしゃ)
Barathea
畝織(うねおり)か斜文織(しゃもんおり)から誘導した組織で織った、布面に粒状か短い切れ切れの畝が現れて見える織物
- 3種類ある
- ネクタイ地の商標名だった。
現在では、組織が変わり畝織(うねおり)で、布面には短く細い畝がでできた粒状の突起が見える。
この種のバラシャはネクタイに使われる。 - 経に絹紡糸(けんぼうし)か人絹糸(じんけんし)か細番手の綿糸
緯に梳毛糸を使い緯畝織(うねおり)の変わり織としたもので、緯糸で覆われた短い縦畝が不規則に一面に現れて見える。
ドレス、スーツ等に用いられる - 経緯に梳毛糸を使い斜子織の変り組織で織った物。
布面には粒状の突起が続いてできた斜めの畝が水平から20〜30°の角度で走っているのが見える。裏では、少しはっきりしないが急角度にたった斜めの畝が見える。トップ染めや、糸染めで濃紺、オリーブなどの色にする。
軍服や制服などに用いられる。
2007/06/10記載
パレスクレープ (ぱれすくれーぷ)
Palace Crepe
たて糸に生糸、よこ糸に通称パレスよりと称するSZ強ねんの生糸を2本交互に使用した平織のちりめんの一種で、たて糸の密度を大きくし密度の大きい羽二重に似た外観をしたもので、しぼ立ちの目立たないもの、又はこれに類似のフィラメント織物
バンティング (ばんてぃんぐ)
バンティング・スクリーム (ばんてぃんぐ・すくりーむ)
Bunting Scrim
-
直訳
- bunting
- ホウジロの類
- 旗布、旗類(flag)
- 〔米〕乳児用毛布、おくるみ
- scrim
- 目の粗い綿[麻]布 ((窓掛用)
- 〔米〕 その垂れ幕 (舞台装置用)
- 参照
2007/11/01記載
パンピース (ぱんぴーす)
Palm Cloth | Palm Beach
よこ糸に光沢のあるそ毛糸、たて糸に主として綿糸又は綿と毛のからみ糸を使用した平又は変化組織の夏服地
2006/05/31追記
帆布 (はんぷ)(ほふ)
Canvas
Duck
Sailcloth
経、緯糸に太番手の撚り糸、又は、引きそろえ糸を使用して密に織った厚地の平織物。帆、テント、雨覆い、ろ布、ズック靴(布ぐつ地)、などに用いる
-
歴史
- 1778年 アメリカでの初めての生産
- ボストン・セイルクロス・ファクトリー社設立
2007/05/20 追記
日本語 (にほんご)
英語
本文、意味



