マドラス・チェック (まどらす・ちぇっく)
Madras Check
インドのマドラス(チェンナイ)地方で織られていた綿織物の多彩なチェックを指す。マドラスの基本的な特徴を有しており、草木染によって染められ「にじみ」の効果が特徴の織物。堅牢度が低く洗濯でも柄がにじんでしまうが、それを楽しむ織物でもある。現在では化学染料で染められたイミテーションがほとんどで、くすんだ色彩と多色、多様な巾の柄の綿織物を指すと考えていいだろう。
マドラス・チェックとタータン・チェックの違い
マドラス・チェックとタータン・チェックには歴史があり、味のある素材で、似通ったチェック柄の生地である。「違いはなぁに?」って聞かれてもなかなか説明するにも骨が折れる。生地は、経糸と緯糸で織られているので、必然的にチェックや、ストライプは早い時期に意匠されたものだろう。ことに、タータン・チェックはスコットランドの高地で伝統の下、管理、保護されてきたので、その規則性は完璧なものだ。しかし、マドラス・チェックは、大航海時代に始めて歴史の表舞台に顕れる。「カリブの海賊」にも出てくる、東インド貿易会社の一つの商品だった。当然、綿の産地であったインドでは、綿が使われ、ウールの産地だったスコットランドでは、
ウールが使われた。その違いが、両者の違いと言える。だが、化学繊維が発明されて以来、両者の区別が難しくなっている。以前のように、綿が、マドラス・チェックで、ウールがタータン・チェックだ言い切れる時代は終わり、繊維としてはなんでもあり、当然、シルクの物などもあったりするので、柄の違いを説明しなければならないのだろう。はっきりしていることは、特徴として@草木染を遅くまで行っていたマドラス・チャックは色調が淡く、暗く、にじんだような風合いを意図的に顕している。また、Aマドラス・チェックは平織が多く、タータン・チェックは、綾織で織られた生地と言っていいかも知れない。
しかし、歴史を振りかえってみると答えが出るのかも知れない。東インド貿易会社が、タータン・チェックを模してマドラス・チェックを作ったのかも知れない。これは、疑問で、仮説だ。タータン・チェックの資料を読んでみてから、また、記載することにする。
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マドラス・チェックの歴史
麗しのサブリナ
ララミー家の兄と舟遊びをするシーンで、サブリナはメンズのマドラスチェックのシャツをカシュクール風にウエストで巻き、白のショート・パンツ(ホット・パンツ)をコーディネイトしている。パリの花嫁修行から帰国した彼女は、洗練された大人の女性になっていた。この映画は1954年に放映されているが、この頃は、「花の都パリ」がモードの中心だった。
サブリナ・パンツの流行を生み出したこの映画は、今でも洗練された大人の女のファッションのお手本として話題に上ることが多い。しかし、素晴らしい着こなしです。服を着ることの楽みを教えてもらった気がします。服を自分の物にするとは、こういうことなのでしょう。
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- 参考書籍
- 参考映画、写真
- アルージェ
- ヨーロッパ服地のひでき
- 麗しのサブリナ
Sabrina 1954年 監督 ビリー・ワイルダー
(米)
- 参考サイト
- 出演 :オードリー・ヘプバーン
2008/05/01記載 2008/08/01追記
マドラス (まどらす)
Madras
マドラス(チェンナイ Chennai)はインドの南東部の都市の名前で、多くの生地の名前の由来となっている。
- マドラスと呼称されるもの
- サイト内関連用語
- 参考書籍
- 参考サイト
2008/05/01記載 06/01追記
マドラス・ギンガム (まどらす・ぎんがむ)
Madras Gingham
縦縞(ストライプ)か格子柄(チェック)を織り込んだ、変り組織の糸染めの綿織物。マドラスとギンガムの基本的な特徴を有している織物- サイト内関連用語
- 参考書籍
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- |ギンガム|
2008/05/01記載
マドラス・ストライプ (まどらす・すとらいぷ)
Madras Stripe
インドのマドラス(チェンナイ)地方で織られていた綿織物の多彩なストライプを指す。マドラスの基本的な特徴を有しており、草木染によって染められ「にじみ」の効果が特徴の織物。堅牢度が低く洗濯でも柄がにじんでしまうが、それを楽しむ織物でもある。現在では化学染料で染められたイミテーションがほとんどで、くすんだ色彩と多色、多様な巾の柄の綿織物を指すと考えていいだろう。
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- |ストライプ|
- 参考書籍
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2008/05/01記載
日本語 (にほんご)
英語
本文、意味




