蚕 (かいこ)
Silkworm
絹の原料、繭(マユ)を作る昆虫。大きく分けて家蚕(かさん)と野蚕(やさん)があり、絹の生産には家蚕が使われる。
チョウ目、カイコガ科、カイコガ属、カイコガ種 、カイコガ(正式名称)。
カイコ、家蚕(かさん)と呼ばれ、人による育成種で東南アジアに生息するクワコが祖先と言われている。擬態のポーズや、足の吸盤などが退化し、野生としての生息は不可能とされる。
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蚕の分類
- 鱗翅目(りんしもく)
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蚕のから絹糸を取り出すまで(蚕糸)
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蚕の歴史
- 初めは(年代は不明)
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野生のカイコの繭を集め、それから糸を紡ぎ出して絹織物を作った
- その後
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カイコを飼育し、改良されて絹を作ったと推測されている
- 紀元前2700年頃
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(中国)銭山漾遺跡からは平織の古代絹が発見されている
- 紀元前10〜3世紀頃 弥生時代
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(日本)遺跡から平織りの絹織物が出土
- 紀元前300〜200年頃
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絹織物は、中近東からヨ―ロッパ・北アフリカを結ぶ東西交易路を通じて、貴族達が好む西域の玉(ぎょく)と交換された
- 漢代初期
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(中国)馬王堆漢墓からは錦や綾・絨圏錦・絽・紗・羅・刺繍などが出土
- その後、シルクロードへ
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中国の長安(現在の西安)からコンスタンチノ―ブル(現在のイスタンブール)に至る交易路
- 3世紀頃
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コンスタンチノ―ブルで中国の生糸を使った絹織物が生産
- 6世紀
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蚕種が持ち込まれて、コーカサス・ペルシャからスペインに至る地域で養蚕・製糸が行われる
- 552年
- 東ローマ帝国(ビザンティン帝国)でペルシャ、中国の技術を参考に養蚕が本格化する
- 19世紀中期
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ヨーロッパで蚕病(微粒子病)が蔓延して壊滅状態に陥ったため、蚕糸業の中心は再び東洋に回帰
- サイト内関連用語
- 参考書籍
- 世界の絹織物文化図鑑―東洋から西洋へ、民族が紡いだ驚異の糸の物語
(2007/08発行)
- 世界の蚕糸絹業と日本の織物産地 (1983年)
蚕糸砂糖類価格安定事業団
(著)(発行)

- 参考写真
- ウィッキーペディア
- 参考サイト
- ウィッキーペディア カイコ
- 社団法人 日本絹業協会
- フィリッパ・スコット







